Last Updated on 2024年5月20日 by Clover
小5の壁とは
小5の壁とは5年生になったとたんに学校の勉強についていけなくなることを言います。
特に算数は分数や少数をたくさん使い、文章問題も難しくなります。
少数の計算が最初の壁
5年生の算数の最初は少数の計算からです。
少数のひっ算は、足し算の書き方とかけ算の書き方が似ているので、
・正しい書き方をきちんと覚えていない
・答えの小数点の打ち方を理解していない
ことがよくあります。
これは、この後の算数の学習で足を引っ張ることになりますし、もちろん中学校での勉強にも支障をきたします。
少数の足し算のひっ算は「計算を書くときに小数点をそろえた位置に書く」ことが大事。
その位置をそのまま答えに下ろししてきて、小数点をつければ、それが正しい位置です。
かけ算のひっ算は、小数点に関わりなく右の位から順に数字と小数点を書いていきます。
ひっ算の上の数と下の数の小数点の位置は合いません。
答えは、かけられる数とかける数の小数点以下の数の和のぶんだけ左に移動し点を打ちます。
お子さんがこの区別がついていないと見受けられる時には、先に進むより、まず違いをマスターすることから始めてください。
ぱっと見の式の形が似ているために、足し算とかけ算の小数点のつけ方の区別がなかなか付けられないことがあるのですが、何回も繰り返し計算することでしっかり身につけましょう。
クローバー学習館では生徒の理解度を見ながら、足し算だけを繰り返し練習したり、両方が混ざった問題を解いてみるなど、しっかり身に着くまで繰り返し勉強してもらっています。
かけ算と足し算の両方を使わなければならない文章問題なども用意して取り組んでもらっています。
これが解ければ、足し算・かけ算の理解ができたことになりますね。