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脳が学習しやすい状況になるには時間がかかる

Last Updated on 2023年7月28日 by Clover

脳に「覚える」作業に慣れさせる

「勉強する」ことに慣れていないと、漢字や単語を覚えたり、正しく計算することに時間がかかります。

これは脳が「覚える」という作業に慣れていないためです。

脳が「覚える」という作業ができるようになると、単語や公式などの暗記が素早くできるようになります。

例えば英単語10個を覚えるのに初めは40分かかっていた生徒が、脳が鍛えられた結果30分でできるようになり、20分になり、15分になり…というように「覚える」作業に慣れてくると早く、簡単に覚えられるようになるのです。

 

脳も練習が必要

運動も筋肉がつくことや基本動作を覚えることにより、上手に楽しく運動できるようになりますが、脳も同じです。

いきなり「覚える」という作業を素早く行えません。

脳も練習が必要が必要です。

練習することによって、脳も「覚える」作業を効率よくできるようになります。

脳が学習しやすい状態になるには時間がかかるのです。

 

脳が「覚える」作業に慣れるのにかかる時間

当塾で教えてきた生徒で「覚える」作業が速くできるようにならなかった生徒はいません。

だれでも、練習することによって脳は次第に勉強しやすい脳になります。

ただ、その状態になるのには時間がかかります。

私の経験から言うと、だいたい3か月~6か月程度かかります。

 

脳が勉強しやすい状態になるには

脳が勉強しやすい状態になるには、練習が必要です。

どのような練習をすればいいかというと、ひたすら地道に覚える作業や計算をします。

この作業の繰り返しで、脳はだんだんと早く覚えたり計算できたりする脳になっていくのです。

ときどき、苦労せずに勉強する方法はないですかと聞かれますが、残念ながらありません。

ただ、一人でこの作業をするのはなかなか大変なので底を手助けすることはできます。

作業自体は覚えたり計算したりすることなので、それほど難しくはないのですが、継続してやるということができない場合が多いのです(大人でも難しいですね)

当塾では個別指導なので、一人ひとりに繰り返しの作業を理解度に応じて指導することができます。

その生徒の学習定着度に応じた内容を生徒に課題として出すこともできるので一人で勉強するよりも効率的に勉強できます。

また、次の受講日までに覚えるという義務があることによって、生徒は継続することができます。

人間の脳はさぼりたいと思ってしまうものなので、覚えてきたことを塾でチェックしたりテストすることによって、覚える作業を継続してやってもらいます。

 

「覚えやすい脳」になると学習が楽になる

当塾に入塾されるときに

「覚えやすい脳」になるまでは少しがまんが必要、少し苦しい時間があるのでそれを乗り越えてほしい

ということをお話しさせていただきます。

「覚えやすい脳」「学習しやすい脳」になると、勉強がだんだん楽になっていきますし、理解度も上がっていきます。

少しずつの変化になるので本人は気が付いていない場合もあるのですが、3~6か月後に「数学の公式を素早く覚えて問題に利用できる」などめざましい変化がみられるようになります。

その変化に気が付いた時には、生徒が頑張った証なので、非常にうれしい気持ちになります。

 

成績が上がるのには時間がかかる

「覚えやすい脳」「学習しやすい脳」になるには時間がかかるということは、成績もすぐには上がらないということです。

脳が勉強しやすい状態になると、ぐんぐん成績が上がっていくことがあるのですが、そうなるには時間がかかるので受験直前になってから慌てることがないように時間をかけて準備されることをお勧めします。

 

 

 

 

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